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言いたいことの8割はタイトルに書いちゃいましたね そうですね

遅くなりましたが、ぁゃヵさんコメントありがとうございます~
どこの世界に自分のブログのチェックしない奴がいるんだと思われるかもしれませんが、これが俺のデフォなので
悪しからず!

友達にショートストーリー載せてみた!読んで!って宣伝しても見てくれない中で面識の無い人が読んでくれたことが、とても嬉しいです はい


誰とは言いませんがあーさま(
もコメント残してくれると嬉しかったり・・・(´・ω・`)



もし、たとえそれが一瞬の気の迷いだったとしても!物語読んでくれた方がいらっしゃるなら・・・!

一言コメント貰えると喜び勇んでバク転しだすかもしれませんょ?


ま、とりあえず今回の更新はこんなもんでいいかぬ





ぁ~・・・ついでに
大変嬉しいことに次回作の要望があったりなかったりなので構想練り中です~
期待しないで待っててくれてもいいよ・・・?

|彡 サッ
2010.11.06 Sat l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲





   ~Epilogue~


 「あっちぃなー セミはうるさいし、暑さは止まるところを知らないし」
ああ、あの時も確かこんな・・・
 「凪の時だったな~」


 「や、姉さん ここに来るのも久しぶりかな 姉さんたちと別れてすぐの時は、またここに来れば二人に会えるんじゃないかって
 何度も足を運んだけど・・・姉さん言ってたしね 前を向いて歩けって」
姉さんの墓の前で煙草に火をつけ、続けた
 「どうだろうか 俺、少しは前向きになれたかな?」
紫煙を吐き出して、墓石の横に座って海を眺める。
そして灰皿に吸殻を入れ、立ち上がる。

 「じゃあ行くよ また気が向いたら来るよ」

ふとセミの声が止んだ気がした

 「頑張るよ ここで約束したんだ。夏樹さんと。また、いつか会おうってさ・・・」

 「ね?夏樹さん・・・?」

あの夏、夏樹さんが最後に立っていた場所に向かって僕は問いかけた。



  「はい。だから戻ってきましたよ 約束を果たす為に」

 「そっか 2年待った でも苦痛じゃなかった」
なぜか、彼女はそこにいる。空耳じゃない、と確信があった。
 「俺の中には今も夏樹さんへの想いがある 夏樹さんは?」

  「私もです。裕也さんが待っていてくれていると思うと2年の月日は苦痛じゃなかった・・・リハビリの日々も・・・」

  「あの日から裕也さんのことだけを想って生きてきた」

 「と、いう事は最後に姉さんが伝えようとしていたことは・・・」

  「はい」

それ・ひと・はた・・られ・から
それにひとりはたすけられたから

彼女は意識不明で入院していたが、亡くなったわけではなかったのだ。

振返り、夏樹さんを見る。


 「おかえり、夏樹さん」


涙で濡れた、でもあの時と同じ最高の笑みで


 「ただいま!!裕也さん!!」








こうして俺たち二人は歩いていく―



              ―――この過ぎ行く夏の日を・・・俺たちの物語の始まりの日・・・―――




2010.09.23 Thu l 過ぎ行く夏と・・・ l COM(2) TB(0) l top ▲




  最終話 ~過ぎ行く夏と・・・~


突然声が聞こえてきた。


   「あなたのせいでもないわ」
 「え?」
  「え!?」
俺と夏樹さんは驚いて辺りを見回す。すると・・・
 「ね・・・えさん?」
  「夕海さん・・・?」
お墓の上に姉さんがいた。
   「ええ・・・裕也、大きくなったわね 夏樹ちゃん、ちゃんと伝えてくれてありがとう」
言葉を失っている二人に対して
   「いい?私が二人と話が出来るのはこれで最後 それもほんの少しの間だけ だから黙ってよく聞いてね」
二人は分かったと首を縦に振る。
   「あの時、裕也と一緒に船の上から景色を見ていた その時夏樹ちゃんがデッキから落ちたの ここまではさっきの話で
   わかってるわね?」
 「うん」
俺は答える。
   「でも、落ちたのは夏樹ちゃんのせいじゃないの」
  「え?」
驚いた顔で聞き返す。
  「どういうことですか!?」
姉さんはひとつ頷くと
   「夏樹ちゃんがいた所の手すりはね、船に乗り降りする時に使う場所で、開け閉めできるようになってたの。
   でも船が揺れた時にそこが開いて海に落ちちゃったのよ」
   「私はそれを見て飛び込んだの 助ける為に」
姉さんはを言った。
   「だからはしゃいでた夏樹ちゃんのせいじゃないし、一緒に景色を見ていた裕也のせいでもない 一緒にいたのに
   助けられなかった って思ったかも知れないけど、あの時もし裕也が私を見て飛び込んでいたら、それこそ誰一人
   助からなかったわ」
 「でも・・・」
   「でもじゃないの。もし私がすごい泳げる人だったとしても、二人は同時に助・・れな・・・・ね」
 「姉さん?」
   「そろそろ限界みた・ね 忘・ないで あなたた・に責任はな・ それ・ひと・はた・・られ・から」
 「姉さん!」
  「夕海さん!!」
   「じゃ・ね 元気で 夏樹ちゃ・ 裕・のこと・よろし・ね・・・」
そして姉さんは見えなくなった。

沈黙が流れる。

そして、涙を流している俺に、夏樹さんは言った。
  「私もそろそろ限界みたい・・・一緒に花火見れてよかったわ・・・ありがとう・・・」
 「夏樹さん!俺、夏樹さんの事が好きだ!!初めてあったあの夜からずっと好きだった!!やっと・・・気づいたんだ・・・」
  「私も裕也さんが好き・・・やっと・・・思いを伝えられたのに・・・これで終わりかぁ・・・」
 「そんな!やっと思いが通じたのに!なんとかならないの・・・!?」
  「もう・・・どうにもならない・・・だから・・・」
消え入りそうな声で
  「ありがとう裕也さん 私を好きに・・・なってくれて・・・ 忘れない」
 「俺も忘れない!また、またいつか!」
これ以上ない笑顔で
  「そうね・・・また・・・いつ・・・か・・・」
 「夏樹さん!!!!!待ってるから!!!!!!!!」



俺の叫びと共に、夏樹さんは消えていった・・・セミの鳴き声の響き渡る凪の中、ほんの少しの思い出と笑顔を俺の胸に残して・・・














そして時は流れ―――1年後



  「おい裕也~ お前まだ彼女いねぇの?」
やりたいことが見つかった、とかって大学やめて仕事をしてる雅にそんなことを聞かれた。
 「お前そんな話題ばっかりだな・・・作者や作者の同居人とかわんねぇな・・・いるよ」
  「おいおい何の話だ?って、マジかよ 誰だよ 俺の知ってる奴か?紹介しろ紹介」
 「今は会えないんだ でも、またいつか会おうって約束した
 だからいつか、またいつか会えると信じて俺は待つことにしたんだ」
  「・・・そっか・・・ま、がんばれや・・・」
優しげに雅は言った。


 「ああ、任せろ」





     ―だから待つんだ
         俺はここで
            彼女との再開を夢みて






                  これが、決して忘れることの出来ない、俺の夏の物語・・・―――




2010.09.18 Sat l 過ぎ行く夏と・・・ l COM(0) TB(0) l top ▲





   第7話 ~夕凪~


     「裕也さん」



 「え!?」
突然の声に顔をあげると、海に沈もうとしている太陽を背に、彼女はそこに立っていた。

 「な・・・夏樹さん・・・?」
  「はい・・・」
 「よ、よかったー探したよ ずっと会えなかったし街中でも見かけないしさ それにさ、花火の帰りにあった雅って
 覚えてる?あいつらが夏樹さんを見てないって言うんだよ 全部幻だったのかって心配しちゃってさ こんな年齢なのに
 がきっぽいよなー俺も ま、無事なら良いさ でもあいつらがもしまだ探してくれてたら悪いからさ 一度顔見せに行こ
 うよ」
  「・・・。」
一気にまくし立てた俺の顔を、どこか寂しげな表情で見ている夏樹さんが目に入った。
 「夏樹さん?どうしたの?」
  「幻か・・・確かにそのとおりです」
 「・・・え?」
彼女は今なんて言った?
 「今なんて・・・どういうこと・・・?」
  「私は、幻なんです。裕也さん以外には見えませんし声も聞こえません 当然触れることも叶わない」
 「何いってんだよ 現に今ここにいるだろう?幻なわけないじゃないか」
俺は自分に言い聞かせるように言った。
  「いいえ、私は幻なんです。」
思考が追いつかない。
  「私は・・・もう死んでいるんですから・・・」
俺は、動くことも言葉を発することも出来なかった。


  「裕也さんが小学生のとき、お姉さん、夕海さんが遊覧船から落ちて亡くなってますよね?」
 「う、うん・・・」
  「その原因は、私なんです」
 「な・・・にを・・・?」
  「あの時、私はお二人と同じ船に乗っていました。初めての遊覧船が嬉しかったんです。それで船から身を乗り出して・・・
  海に落ちてしまった・・・」
俺は黙って話を聞くことしか出来ない。
  「その時、海に落ちた私に気がついて助けようと飛び込んでくれたのが、裕也さんのお姉さん、夕海さんでした」
  「でも結局夕海さんも私もあの時に・・・死んでしまったんです・・・」
そんなことは、俺は誰からも聞いていない。
  「だから!」
彼女は一際大きな声で
  「あの事故の原因は私なんです!・・・裕也さんじゃない・・・」
涙を流しながら
最後は消え入りそうな声で、彼女はそういった。
  「私は霊となってこの近くにいました。そうしたら・・・」
  ――裕也に、元気を出せって もう自分を責めるのはやめて前を向いて歩けって!伝えてもらえないかな・・・―
  「って聞こえてきたんです・・・でも私はもう死んでますから、裕也さんを見つけても気づいてもらえないんじゃないかって
  思ってました でも私を助けようとしてくれた人の頼みですからやるだけやってみようと思って裕也さんを探し
  始めたんです・・・」
彼女は涙を流しながら話し続ける。
  「でも、探してるうちにまだ見たことも会ったこともない裕也さんの事を考えてるうちに!どんどん気になっていって・・・
  会って、お話をしてるうちに裕也さんの事を好きになっていく自分がいて・・・私はもう死んでるから、叶わないと分かって
  いても、あとちょっとだけ、もう少しだけ!って・・・」
そんな彼女を気持ちを聞いて、自分も打ち明けようと覚悟して
  「でももうここには、いられないから・・・私はもうすぐ消えてしまうから・・・だからこれだけは言っておこうと思って」
 「え、ちょっと消えるってどういう・・・」
  「夕海さんが亡くなったのは裕也さんのせいじゃないっ 私のせいだから・・・だからもう自分を許してあげて・・・」
 「許すってそういうことだったのか・・・。でも消えてしまうなんて!」



    「あなたのせいでもないわ」
 「え?」
  「えっ!?」




2010.09.18 Sat l 過ぎ行く夏と・・・ l COM(0) TB(0) l top ▲





   第6話 ~泡沫~


この前の花火大会から2週間が経った。
あれ以来夏樹さんは姿を現さない。街中を歩いていても当然見かけたりもしない。
都合がつかないだけかも、とも思ったがなぜか胸騒ぎがする・・・
 「夏樹さん来ないなー 全然見かけもしないし・・・何かあったのかな・・・?」
そんな事を考えてると、いてもたってもいられなくなって俺は家を飛び出した。
 「(とりあえず街中をもう一度歩いてみよう!闇雲に歩き回ってもダメだろうから・・・
 そうだ!花火の帰りに、こっちだからって歩いて行った方を探してみよう」
あの十字路を目指して歩いてる時にふと思った。
 「(俺、なんでこんなに夏樹さんのことが気になってるんだろ・・・)」
そんなことを考えながら歩いていると、雅たちを見つけた。
ちょうどいい、夏樹さんを見かけてないか聞いてみよう。
 「なぁ雅、ちょっといいか?」
  「ん?お、裕也じゃん どうした?」
 「ちょっと人を探しててさ 黒髪のストレートで背はこれぐらい お前らに言いたくはないがかなり可愛い子だ
 見かけたりしてないか?」
  「俺らには言いたくないってのが気にかかるが・・・やっと裕也にも彼女が出来たか?」
雅たちはニヤニヤしながら「やっと春が来たか」だの「あの裕也がねぇ」だの色々言いたいこといってやがる。
 「別に彼女じゃねーよ で、見かけてないか?」
  「見てないなぁ お前ら見たか?」
雅が周りの友達にも声を掛けるがみんな見てないらしい。
  「大体その程度の情報じゃあなぁ~ もっと何か特徴ないのか?」
その時俺は思い出した。
 「あ、お前ら会ってるじゃないか 花火の終わった後歩いてたら、ほら、春日神社の前で あの時の子だよ」
  「は?お前誰かと一緒にいたか?」
 「いやだから、あの時俺の後ろに隠れるようにしてた女の子だよ 悠司や梓も見ただろ?」
二人して首を横に振る。
  「裕也 俺たちはあの時お前以外誰一人見てないぞ?」
 「・・・え?」
  「お前の後ろの人なんかいなかったし、あの後お前一人で歩いて帰ってったじゃねーか なぁ?」
  「ああ、大体連れがいたなら飲みになんかさそわねーよ」
  「そうよ 裕也くん一人だったから声掛けたんだよ?」
雅も悠司も梓がそろって口を開く。
 「そ・・・んな馬鹿・・・な・・・」
でも、そういえば確か・・・


―――

     「お、裕也じゃん 『お前』やっぱり花火見に行ってたな?」
    「ん?ああ、まぁちょっと色々あってね」
     「色々ってなんだよーせっかく誘ったのに来ないんだもんなー
     ま、いいや 俺らこの後飲みに行くんだけどさ 『お前』も来る?」
    「いや、遠慮しとくよ また今度な」
     「お、こいつから今度は行く的な返答を貰えるとは わーった 今度は絶対だからな」
    「覚えとくよ んじゃな」
     「ああ、またな」   

―――


 「あの時、お前ら じゃなくて お前 って・・・」
  「そりゃそーだろ?お前しかいなかったんだから」
(そうだ あいつらは俺だけを相手にしていた 大体女の子と一緒だったらもっと絡んでくるはずだ)
 「お前らには見えてなかったとでも言うのか・・・?」
  「だからいなかったんだって 大丈夫かよ お前なんか変だぜ? 顔色も悪いしよ」
 「・・・悪い また今度な 急用が出来た」
俺は急いで走り去る。
  「あ、ああ。何かよく分からんが頑張れよー」
向かう先は・・・とりあえずあの十字路の奥に行ってみるしかない。俺にしか彼女が見えないというのなら尚更だ。




全力で走り続けて、ようやくあの時の十字・・・路・・・に・・・?
 「T字路!?馬鹿な!確かにあの時夏樹さんは向こうに・・・もしかしてここじゃないのか・・・?」
彼女が歩いていったはずの方角には、竹やぶがあるだけで道なんてなかった。
周りの道を調べてみるがやはりあそこしかない。
 「やっぱりここだ・・・道がないなんて・・・ありえないだろ・・・何がどうなってんだ・・・?」
俺は途方に暮れながら、とにかくあの時の道をもう一度歩いてみようと、丘の上を目指して歩き出した。


丘の上。姉さんの墓のあるところ。海が一望に出来るところ。
二人で並んで花火を眺めた場所に来た。
ずっと気を張ってたからか、のどが渇いたので自販機でお茶を買って、煙草に火をつけてもう一度思考を開始する。


今でも明確に思い出すことができる。
あの暑い夜の初めての出会い、いきなりの訪問、姉さんの遺言に浴衣姿と花火大会。
だが、雅たちは会ってないという。あの時確かに俺は夏樹さんと一緒にいたのに、彼らにはまるで見えてないかのように・・・

今考えるとおかしな点はいくつかある。
彼女はどう見ても俺より年下だ。なのに、俺が小学校6年生の時に亡くなった姉の知り合いだと言う。
それに、そんな頃の遺言なんて覚えていられるか?何年間も。
さらに、俺の家の場所。あの事故の時住んでた家じゃない。今は一人暮らしだと言うのに・・・なぜ俺の家の場所が分かったんだ?
尾行されたなら話は分かるが・・・。
謎はたくさんあるが、なぜか彼女が悪い人間だとは思えない。
それに・・・ここまで必死になってやっと気がついた。







 「俺は・・・夏樹さんが好きなんだな・・・」

自覚した瞬間一気に楽になった。ああ、俺は夏樹さんが好きだったんだ。おそらく、初めて彼女に会ったあの夜から・・・。




  「裕也さん」



 「え!?」
突然の声に顔をあげると、海に沈もうとしている太陽を背に、彼女はそこに立っていた。




2010.09.17 Fri l 過ぎ行く夏と・・・ l COM(0) TB(0) l top ▲
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