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お久しぶり。うん。本当に。


ネット料金払えてなかったらしくいきなり停止→払込書確認したんで支払い→支払い済ませたのでネット再開お願いします→もう解約手続きが進んでるので無理です→(゚д゚

ってな感じで今自宅にネット環境がありません故、大学のパソコンルームから接続していますですはい。


ところで電撃文庫から出版されてる、川原礫氏作の『ソード・アート・オンライン』というライトノベルがあります。
詳しく説明しても話の面白さなんかは伝わらないと思うので、概要だけ3行で。

ゲームする。
ログアウトできない。
ゲーム内で死ぬとリアルでも死ぬ。

こんな感じ?
補足説明を加えると、

ゲーム=オンラインゲーム
コントローラーじゃなくてナーヴギアと呼ばれるインターフェースでの完全ダイブ(フルダイブ)と呼ばれる体感システムによるゲームプレイ


ここまで聞いただけでオンラインゲームをやったことある人や、俺の知ってる範囲で言うとPS2なんかの『.hack//』シリーズをプレイしたことある人にしてみれば、夢のような世界だというのがわかるはず。
なんといったって、自分がゲームの中に入り込むことができるんだから!

そんでもってそのゲーム内設定も面白くてさ・・・話読んでるだけで胸熱になってきて・・・



ってことで『ソード・アート・オンライン』是非読んでみてくだしあ。











で、ここからが本題なわけだが・・・

さすがに話の中に出てくるナーヴギアを今作るっていうのは、無理があるんじゃないかって思うんだ。
まぁ実際この辺の科学技術が現在どこまで進んでるのか全くわからないから断言できるわけじゃないんだが・・・
まぁ無理なんじゃね?って思ってる。

そ・こ・で!


従来のような液晶とコントローラーを使って、ソードアートオンラインに近い世界観ゲーム設定のオンラインゲームを作れないかな?って思ったわけですはい。

ゲーム世界を体感できないってのは、話に憧れた身からすれば悔しいことこの上ないわけだが、たとえコントローラー操作だったとしても、ナーヴギアでのゲームに近づけることは可能なんじゃないかと思うんだ。


とりあえず俺が考えたことを以下に羅列するから、それ無理じゃね?とか、こここうした方がいんじゃね?ってのがあったら言って欲しい。

今俺にオンラインゲームを作る技術も知識もコネクションもないけど、想像を膨らませるだけでも楽しいと思うし

もしも

どこかのオンラインゲーム会社様が開発にしてくれるなんて話になったら嬉しい過ぎて暴れまわるレベルだしね!


ってことで俺のアイデア書きます。


(ソードアート・オンライン→以下SAOと表記)

SAOの世界でのソードスキルに関して。
話の中ではSAOの売りの一つが魔法系統のスキルを排除してソードスキルのみ、なおかつソードスキルは無限に近い数が設定されている ってのがあるが、魔法排除は良いとして、さすがにソードスキルを無限近く設定することも作ることも出来ないし、仮に出来たとしても現状のコントローラーじゃ扱い切れない。
でも、現行のオンラインゲームよりはスキル数を多くする。
それでもって専用のコントローラーを開発する。
これの具体的な俺の発想は、PS2のようなコントローラーの裏側、本体薬指や中指、小指がある側に、十字キーやスティックのようなものを取り付ける。
表は従来通り。ただし右側のボタン数は少し増やすのもありかも。
こうすることで、右表にボタンとスティック、左表に十字キーとスティック、裏側の左右に十字キーなりスティックなりと一つずつ取り付けることによって、キャラの移動、カメラ視点の切り替えの他にスティック系統が3個あまるわけだ。
裏に取り付けることによって、キャラ移動のために使うであろうスティックと同時に裏のスティックの操作が可能になる。このスティックの操作でスキルを発動させられるなら自由度は増すんじゃないかな?と。
右裏のスティックを視点切り替えに変更すれば、キャラを移動させつつ視点を変え、コマンドを入力しつつ攻撃する。という動作を全て同時に可能になるんじゃないかな?って思うんだわ。


他にも実用化するには、今のインターフェースが無理な部分があるだろうけど、それは今度追求することにする。
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2011.04.11 Mon l 未分類 l COM(1) TB(0) l top ▲
   第三話


 「キさま・・・なンだその剣は・・・」
影が抑揚の無い声で言う。
 「なぜ読めない?動きが分からない・・・」
驚愕の表情―のように見える―顔で影は言葉を続けた。
 「しかし・・・なるほど、貴様が私の反存在と言うわけだ・・・くく・・・これはいい。いいぞ!もっとこい!そうでなくては詰まらん!!」
 「・・・。」
驚いた、しかし抑揚の無かった声が次第に生気を帯びてきた。対して流は影を見据えたまま微動だにせず、ただじっと構えている。
 「なるほどな。もはや口で語ることはない。剣で語れと言う事か。ならこの竹刀・・・さっきのお前の仲間の武器のコピーでは、いささか役不足だな」
その言葉と同時に影の手にあった竹刀は霧のように消え去った。
しかしそれが自分の認識を超えた存在だと察していた流は驚きはしなかった。しかし次に現れたものを目にした時、その沈黙は破られる。
 「ならば私も全力で迎え撃とう・・・・・・ッ!」「な!そ、それは!」
影が力を入れると同時に手元に出現したものは、流と同じ真剣だった。
 「それは天国家に伝わる・・・」
 「そうだ。さっきは最初に目に付いた武器をコピーしたがな、あれでは貴様と相対するには不足だろう?」
 「しかしそれは今俺が持っている・・・コピーとそう言ったか?」
 「ああ、しかし会話は飽きたな。残りはその剣で語るがいい!!」
 「ッ!」
いきなり切りかかってきた影の攻撃を流はかろうじて防ぐ。
 「ふぅ・・・・・・・・・」
息を吐くと流は構えた。しかしそこにあるはずの闘気が感じられない。威圧感だけが存在する。
 「またそれか。いやだがそれぐらいでなくては面白くない。ゆくぞ!」
影が流に切りかかる。しかし臆することなくその攻撃をかわし、時には防ぎ、隙あらば反撃する。
 「ッ! ッ!!」
一合、二合・・・どんどん攻撃は加速し目にも留まらぬ速度になるにも関わらず、流に致命傷はない。
 「どうした!防ぐだけか!?打ってこい!!」「・・・。」
影の怒気を孕んだ声が響くが、しかし流は動かない。
 「チッ。防ぐだけしか出来ないのか貴様!」
影の言葉に流が一言返す。
 「そうでもないさ」
その一言と同時に影を上回る速さで距離を縮める流。そしてそれに対応しきれない影。
 「はっ!」「ッッッ!!」
その一撃で勝負は決した。流の一撃が影の動きを捉えた。相手が人だったならば即死であろう一撃を。
膝をつきそもまま後ろに倒れこむソレを前に、流は刀を収めた。
 「・・・チッ私の負けか・・・完敗だ。まさか俺に動きの読めない奴がいるとはな・・・今の技、いや技と呼ぶのかどうかも分からぬが・・・なぜ俺は動きを読めなかった・・・んだ?」
 「・・・。」
 「あ、んしんしろ・・・俺はもう動けん・・・いずれ消え去るさ・・・冥土の土産に教えてくれないか・・・」
 「技名なんてものは存在しない。お前が俺たちの動きを読めるというのは事実だろう。彼方がいた時にそれは確信した。」
 「あの時は読めた・・・お前らの太刀筋も防御も・・・だがなぜ今度は読めなかったんだ・・・?」
 「お前は、俺たちの咄嗟の動きは読めていなかった。つまり、考えていないと分からないわけだ。」
 「そ、の通りだ。だが考えずに動けるはずがない・・・何をしたんだ・・・?」
 「何もしていない。ただ、無心になっただけさ。」
 「ふ・・・軽く言ってくれるな・・・誰にでも出来るものではないというのに・・・」
 「・・・。」
 「ま、いいさ・・・なかなかに楽しめたぞ。あとよっつ。お前らが勝てるのかどうか、あの世から見ててやるぜ・・・」
それきり影は口を聞くことはなく、次第に薄れていった。
 「楽しめた・・・か。それは俺もさ」
黙ってそれを見ている流。そのまま数分の時が過ぎ、完全に影が消え去ったとき
 「流!」
後ろから走ってくる彼方の声が聞こえた。
 「・・・彼方か。ヒロは・・・見つけたようだな、よかった。」
 「あ、ああ・・・それよりお前、さっきの奴は!?」
一言
 「消えたよ」
とだけ返す。
 「消えたって・・・お前まさか倒したのか!?動きを読む奴を相手に!?」
 「ああ・・・」
 「ああって・・・どうやって倒したんだ?」
 「言うつもりは無いし、教えても実践出来ないさ あいつの言うとおりな」
 「・・・そうか。」
キッパリした流の言葉に彼方はそれ以上何も追求しなかった。そして流はある事に気づいた。
 「!・・・あの野郎・・・鞘まであるってことはわざと残していきやがったな?」
 「は?」
 「彼方」「なんだよ?」
さっきまで影が倒れていた場所に歩いていく流。そしてそれを鞘に収めると彼方に差し出した。
 「持ってろ。」
 「?? なんだよこれ・・・って真剣じゃねーか!どうしたんだよこれ?」
 「色々事情がある。だが、いつまたさっきみたいな奴が出てくるか分からんからな 一応持ってろ」
 「あ、ああ分かった」


 「・・・あのさ?」
 「ん?」「?」
 「さっぱり事情が分からん。俺にもわかるように説明してくれないか?」
ヒロが言う。
 「そうだったな。それは・・・」
と、彼方が続きを言おうとしたその時
 ―――――。
急に雑音が耳に入った。車の音、人の話し声、さっきまで掛けていた世界の一部が戻っていた。
 「なっ・・・!?」
 「人が・・・いる・・・?」
 「どうなってやがる・・・」
状況を把握できずに驚いている彼らに話しかける人がいた。
 「お前ら、こんなところで何してんだ?Twilight集合って話だったと思うんだが・・・」
香澄だった。


2010.11.15 Mon l 昨日と明日の狭間より―― l COM(0) TB(0) l top ▲
うっす

読んでる人いねぇだろうけど聞いてくれ
俺が更新しないから仕方ないんだが聞いてくれ


最近雀龍門をよくやってるんだ



父方の祖父に教えてもらって小学生の頃に麻雀初めてさ もう何年やってんだろうなーってくらいなんだ
餓鬼小学生中学生時点で役や点計算覚えて、プロ雀士の対局とか見て勉強した(つもり)りしてさ
まぁ強くは無いけど弱くもないはずなんだよね

最近もニコニコとかのプロの動画見てまた軽く学びながらやってんだけどさ





雀龍門の奴らのあの打ち方なんなの?
リーチ掛けてるやつらがいるなかで、全部が全部悪いとは言わないがカンしまくり。
 聴牌してるやつらがいる前でドラだけじゃなく、裏どらまで増やしてどうすんだよ てめぇフーロしてんだぜ?
 どっちが有利になるか考えろよ その「ボクカンデキマスヨー」みたいなのやめろよ
どう見てもいい配牌なのに喰いタンしか狙わない奴。
 そりゃ状況によっちゃ流れを戻したいとか、連荘とめる必要があるとか
 そうじゃなくてもタンヤオしか狙えない時とかあるよ?
 でもおめぇらちげぇだろうがよ?
白ポン発ポン、この時点でもう中きらねぇだろうが 何続けざまに中切ってんの?
 そのまま大三元だよ こっちはやってらんねーよ




あいつらとやってても楽しいどころかストレスしかたまんねぇ






ここまで愚痴ばっかり言ってきたが、まぁ俺が言いたいことはコレだ













誰か楽しい麻雀打とうぜ!


2010.11.10 Wed l 未分類 l COM(2) TB(0) l top ▲
   第二話


 「良いからこい!早くしろ!!!」
二人の声を掻き消すように彼方の叫び声が響いた。

彼方はそのまま歩と瞳の手を引いて走り出す。
 「ちょ、ちょっと!引っ張らないでよ!」「なら走れ!」
瞳にそう言い返しながらドンドン走る速さを上げていく。流の方を振り返ることもせずに・・・
 あの影と流が見えなくなる頃には二人も自分で走るようになっていたが、流を一人置いていく判断をした彼方に彼女達は不信感があった。
 「ねぇ・・・なんで流君だけ置いてきたの・・・?見捨てたわけ・・・じゃないよね?」
ついに歩が耐え切れずに問いかけた。
 「ああ・・・あいつが行けと言った時にあいつの目を見た。あれは何か勝算がある時の顔だ」「そんなのただの強がりかも知れないじゃない!」
きつく言い返した瞳に対して、やさしい笑みを浮かべながら
 「何年腐れ縁してると思ってるんだよ。分かるさ あいつや・・・お前らのことならな・・・もちろんヒロや香澄のことも、さ」
 「でも・・・だって・・・!」「今俺らがするべきことは、ヒロを見つけることだ。そしたらあいつの所に戻れるだろ?」
一拍置いて、
 「それにヒロだってもしかしたら同じ状況かもしれない。そうだとしたら助けに行かないと、だろ?それに流は強いさ 俺よりも・・・な」
 「・・・分かった。なら早くヒロ君を探そう!」
気持ちを切り替えた瞳は気合を入れるようにそう答えた。
 「ああ!」「そうね!」
二人のやり取りを見ていた歩も続く。


 「確か・・・この辺からヒロ君の声が聞こえたんだよね?」「そうだ。だから、おそらく学校の周辺にいるんだと思う」
そして学校に到着した時、正門の前にヒロ―伊月寛―は立っていた。
 「ヒロ!無事だったか!」「ヒロ君!」「よかった~」
3人に気づいたヒロは
 「あ、やっと会えたぜ ここは一体なんなんだ? 星見学園だけじゃなくて町のつくりまで一緒なのに人一人いねぇ・・・」
 「それは俺らにもわかんねぇよ・・・でも今大変なんだ とにかく一緒に来てくれ!」
いきなりの彼方の言い分にきょとんとしながらヒロは問い返した
 「大変?って何がだ?ってか流はどこいったんだ?」
 「その流が大変なんだよ!敵に襲われてるんだ!俺と流二人掛りでも手におえなかった・・・今は流一人で食い止めてくれている」
 「な!?敵!?」
 「ああ・・・かなり強いぞ・・・」
 「お前そんな奴のところに流一人置いてきたのか!?」
 「話は走りながらする!とにかくついて来い!歩と瞳も!聞こえたな!?」
 「うん!」「おーけー!」
4人揃って走り出すと同時にヒロが呟いた。
 「なんで・・・どうしてこんな事になってんだよ・・・」




   ―1時間前―

 「いやー6人揃うのも久しぶりだなー と言いつつ香澄の奴はまだかよ 6人揃ってねぇじゃねぇか」
 「まぁそう慌てるなよ、彼方 何でも紹介したい人がいるとかって遅れるらしいじゃん」
 「そーそー ついにあいつにも彼女が出来たりしたのかね?」
 「いやそれはありそーで・・・ねぇんじゃね?ヒロが深読みしすぎに10円!」
 「あははっ、やっすいねー彼方君 はい、みんな飲み物どうぞ~」
 「おっ さんきゅ!」「さんきゅ~」「ありがとう瞳ちゃん」「はいはいー と、こ、ろ、で」
 「「「???」」」
 「彼方さんは店員なんだから仕事してください!」
 「うぇ、マジで?」
 「そうよ~彼方君、瞳ちゃんだけにやらせちゃ可哀想でしょ~?はい、新作のタルト何だけど味見してみてくれるかな、みんな?」
 「「「喜んで!」」」
 「ところで、俺は今日シフト入ってないから許してくだしぁ・・・」
 「あら、そう・・・じゃ、頑張ってくれてる瞳ちゃんにはボーナスあげないとね~?」「ありがとございます~」
 「さぁ~て仕事仕事!え?ボーナス?ありがとございまーっす」
 「相変わらずだな」「だな」「だね」「さすが彼方君」「現金ねぇ~」
 「金は世界を救うんだ・・・ぜ・・・?何か踏んだ。なんだ?これ・・・本?だけど中に何にも書いてないぞ?」
 「??マジで?みしてくんね?」
 「ほれ、ヒロ な?まっしろだろ」
 「ホントだな。歩さん、これなんスか?」
 「どれどれ・・・?何これ?私のものじゃないからお客さんの忘れ物かな・・・?」
 「ふむ・・・ま、渡しておきますね 落とし主が現れるかも知れませ」
どごおおおおおおおおおおん!
 「何だ!?」「何?」「うお!?」「きゃぁ!」「地震!?」
 「地震だ!」
彼方の叫びと同時にピッタリと地震は止んだ。
 「ってあれ?いやにピッタリ止まったな。なんだったんだ?」
 「近くでクレーン車でも倒れたか?もしくは交通事故とか・・・なぁ」
 「ん?」「何?」「どしたの?」
 「・・・・・・。」
 「何だよ流。どうしたんだ?」
 「やけに静かじゃないか・・・?」
 「は?普段からこの店は静かな雰囲気でだな・・・外か?」
 「ああ、話声も車の音も聞こえない」
 「そういわれて見れば・・・確かにそうね・・・歩さん、ここってこの時間帯だと結構ざわざわしてますよね?いつもなら」
 「ええ・・・あまりに静か過ぎるわね・・・とりあえず外を見てくるわね」
 「俺も行きます。ヒロ、横通してく・・・れ?あれ?ヒロは?」
 「え?ヒロならそこに・・・いな・・・い?」「ヒロ君?」「トイレかしら・・・」
 「とりあえず外を見ましょう 彼方、通してくれ」
 「待て待て俺も行く」「じゃぁ私も!」
全員で窓に寄っていく。
 「・・・車が動いてないな・・・」「どころかそもそも人がいねぇよ」「へんねぇ~この時間に人が一人も通ってないなんて」
黙っていた瞳が唐突に声をあげた。
 「ちょっとみんな!」
 「ん?なんだ?」「どうした?」「???」
 「さっきの本、確かテーブルの上にあったよね?」
 「ああ」「そうだな、それがどうした?」
 「・・・ないんだけど・・・テーブルの下にも、どこにも・・・」
 「そんなはずねーだろ?もっとよく探せよ」
 「じゃぁ一緒に探してよ!」
 「しゃーねーなー」「ま、仕方ないな」「お客さんの忘れ物かも知れないものね~」
数分後・・・
 「ない・・・」「ないな・・・」「ないわね・・・」「でしょ・・・?」
4人の間に沈黙が流れる・・・



最初に口を開いたのは彼方だった。
 「ヒロおそくね? ちょい見てくるわっと・・・」
トイレの方に歩いていく彼方を見送りながら現状の異質性を肌で感じ取っていた。もちろん彼方も。
戻って来た彼方が告げる。
 「トイレにはいなかった。ってかそもそも通路側に俺がいたんだから通れるはずが無いんだが・・・」
 「確かにそうだな・・・」「携帯使えばいいじゃないのよ 電話掛けてみるね・・・って、圏外・・・?」
 「はぁ?んなわけ・・・あるわ 圏外だ」
 「学校行けば誰かいるかもだよな?まだ部活の時間だし、職員室にも誰かいるだろ」
 「確かに。ここの通りだけが全てじゃないよな」
 「いきましょ。歩さんはどうします?」
 「私も行くわ。悲しいことにお客さんは一人もいないからね・・・」


そして4人連れ立って学校に向かって歩いていると・・・
 「しかしほんとに誰もいねぇな 神隠しでもあったのか?」
 「不気味なこといわないでよ!」
 「あ、歩さんやめ!俺が悪かった!」
 「・・・れか・・・ねぇのかー!?」
 「なあ彼方、今ヒロの声しなかったか!?」「ああ、学校の方だ!」「行こう!」「ええ!」
走り出す。
 「周りが静かな聞こえた感じだな ちょっとだけ感謝、っと」
そして流の家の前に通りがかったとき
 「ちょっと家寄っていっていいか?持ってきたいものがある」
 「ああ、でも出来るだけ早くしろよ?」
 「分かってるよ」
流が自分の暮らしてる部屋に入って行った時、瞳が呟いた。
 「・・・! 何・・・?何か・・・いる?」
 「どうした?」
 「いやな予感がする。何か嫌なものが近づいてくる感じがするの」
 「何かが近づいてって・・・誰もいないから探しに行くところだぜ?まぁいてくれればそれで」
 「いや・・・何これ・・・」
と瞳が震えだした時流が部屋から戻って来た。左手には流の部屋に飾ってあった刀が、右手にはしないが握られていた。
 「彼方。これ、もっとけ」
 「あ?なんで裸のまま竹刀持ち歩くんだよ 銃刀法違反になる、っつーかお前のそれはモロに違反だろうがよ」
 「ああ、確かにな だが、何か嫌な予感がするんだ」
 「・・・瞳も同じようなこといってるんだが・・・?」
 「何?瞳、ホントか?」
 「ええ・・・とても嫌な感じが・・・左!!!!!!!!!」
 「!?!?」「!!!」「!?」
一番左にいた流のすぐ隣に黒い影がいた。そして手にした竹刀で切りかかってきた。
 「ちぃっ!」
瞳の声で一瞬早く気づいた竜が咄嗟に防御する。間一髪で影の竹刀を防ぐことが出来た。
 「きゃぁ!!」
 「な、なんだこいつ!?いきなり切りかかってきやがった!」
 「瞳と歩さんは下がって!彼方、手ぇ抜くな 油断すると死ぬぞ」
 「・・・ああ、確かにそうだな・・・なんとなく分かる」
 「俺が先に行く はっ!」
彼方の目にも留まらぬ攻撃を難なく交わした影は流に切りかかってきた。
 「ちっ!」
攻撃を防いだ流はカウンターで切り返したが
 「なっ!?」
誰が見ても完璧なタイミングのカウンターだった。だがソレは体をひねるだけで避けて見せた。
唖然とする二人と状況がつかみ切れてない二人の前で、黒い影は立っていた。


2010.11.08 Mon l 昨日と明日の狭間より―― l COM(0) TB(0) l top ▲
   第一話


 「何なんだこいつは・・・」
彼方のその一言は、その場の4人全員の思いを代弁していた。
それもそのはずだろう。目の前のソレは見た目こそ人に近くはあるが、誰もが一目で自分たちとは違う存在だと気づいた。
いや、正しくは本能的に感じ取った、だろう。
それもそのはずだ。形は人間なのに全身が闇のように黒い、まるで影のようなやつだったからだ。
 「・・・同時に行くぞ」「・・・わかった」
流の提案に頷いた彼方は、手にした竹刀を構えなおす。
 「っらぁ!」
彼方が吼える。と同時に構えた竹刀を袈裟に振り落とす。
常人には目で捉えることすら出来ないであろうその一撃。
誰もが決まった!と思った刹那、そこにいるソレは体を後ろにずらし紙一重で、だが確実にその一撃をかわす。
横からほぼ同時に刀を振り下ろしていた、彼方を上回る速度の流の一撃さえも。
 「ちっ・・・またかよ・・・やっぱりこいつ・・・」
彼方が流を見やる。そして流は静かに
 「ああ、読まれてるな」「やっぱりか・・・」
そう、ソレは流たちの動きを読んでいる。間違いなく。
出なければ県内で最も強いと言われる流と、流を倒せるのはこいつしかいないと言われる彼方の二人同時の必殺の攻撃を避けられるはずがない。
 「流君!彼方君!逃げようよ!動きを読む相手に勝てるはずないじゃない!」
後ろから二人に叫ぶ声がする。歩だった。
 「逃げられないよ。こいつの動きは素早い。最初の攻撃を防げただけで奇跡みたいなもんなんだ」
静かに告げる流の目にはハッキリと焦りの色が浮かんでいた。
  「コノ程度か・・・ならバ次はこちラからいクぞ」
抑揚の無い声が耳に入る。
と、同時にソレはものすごい速さで彼方に切りかかってきた。
 「うおっ!?」
という驚きの声と同時に彼方の体が、後ろにいた歩と瞳の手前まで吹き飛ばされる。
 「彼方君!!」「きゃぁ!」
歩と瞳の声が耳に入る。
 「うっ・・・くそ・・・」「だ、大丈夫!?」
心配する瞳の声がするが吹き飛んだ衝撃のせいか頭が揺れる。
ソレの追撃が無かったのは、とっさの判断で間に入った流のおかげだった。
 「彼方!大丈夫か!?」
流はソレから目を離すことなく彼方に問いかける。
 「あ、ああ・・・だが・・・視界が揺れる・・・」
彼方の苦痛を伴った声を聞いたとき、流の注意が一瞬ソレから逸れた。そして、当然ソレはその一瞬の隙を見逃さなかった。
 「前!!!」
瞳の声で反射的に防御の姿勢を取っていた流は、直撃こそ免れたものの彼方と同じように大きく後ろに飛ばされた。
 「「流君!!」」
二人の叫び声と同時に、どんっ、という音を響かせに地面に落ちた流は苦悶の表情を浮かべた。と、その時
 「つまラん。つマらんナ。ナらもう終ワリにしヨうじゃないカ」
そう言い終えると、怒涛の速度で切り込んできたその影の攻撃を構えから左側へ防御の姿勢を取ろうとした彼方だったが
 「右!!!」
瞳の叫び声に反応して無意識に右側を防御する。
 「くっ」
構え方からは想像できないが、竹刀の軌道を変えて右側からの攻撃だった。
おかげで全力の攻撃じゃなかったのか、不完全な防御でも防ぐことが出来ていた。
 「キさマ・・・さっキから・・・!」
その影は標的を瞳に変更し、攻撃を仕掛けてきたが体制を整えていた流がその攻撃を防ぐ。
 「っ!」「!?」
影に一瞬の動揺があったが、それに気づいたのは流だけだった。そして静かに後ろの3人に告げる。
 「・・・こいつは俺が何とかする。だからお前らはヒロを探しに行け。この近くにいるはずだ。」
 「なっ!?お前、動きを読む相手に一人でどう対処するつもりだよ!?」
彼方が叫ぶように言い返すが
 「行け。」
流は一瞬彼方の目を見て、そう告げるだけだった。
 「・・・・・・ああ、分かったよ。ヒロを見つけて戻ってくるからそれまで耐えろ。」
 「分かった」
流への視線を切り、歩と瞳に
 「行くぞ」
と、後ろの二人一言告げる。
 「そんな!?」「流君だけ置いていくつもりなの!?」
 「良いからこい!早くしろ!!!」
二人の声を掻き消すように彼方の叫び声が響いた。


2010.11.08 Mon l 昨日と明日の狭間より―― l COM(0) TB(0) l top ▲
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